手術による治療例

現在、手汗の手術の主となるものが、
交感神経ブロック手術（ETS手術）と呼ばれるものです。
そして、このETS手術こそが非常にリスクある危険なものであるため、
決してこの手術を受けないようにしていただきたいのです。

このETS手術を受けると、手のひらからの汗はピッタリ止まります。
しかし、ほとんどの確率で起こる「代償性発汗」、
この症状が、ほぼ確実にあなたを襲います。
代償性発汗とは、手から汗が出なくなるかわりに、
背・腰・腹・大腿部からの汗が噴き出すこと。
このリスクを承知で、それでも手の汗を止めたいからと、
ETS手術を決める患者が多いといいます。
「代償性発汗のリスクを承知します」という誓約書とともに…。
これだけは、頭を冷やして考えてほしい。
手術の結果に満足している人の9倍は後悔をしている現実を知ってほしい。

手術による治療例を調べる時は、
必ず同じ数だけ「代償性発汗」についても調べてください。